WordPressのテーマ選びでやってはいけないこと

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WordPressテーマとは?

WordPressには何千というテーマが存在しており、世界中のエンジニアが用途にあったさまざまなテーマを開発し、無償/有償でだれもが使用できるよう提供しています。

そのテーマの違いとは、サイト全体に影響する「機能」や「仕様」の違いのことです。

一言でいうと「テンプレート」なのですが、テンプレートというと、すでにあるデザインに当てはめて、中身だけを変更していくようなイメージがありますが、そこに若干誤解があるように思います。

実際には、先に述べたように「機能」や「仕様」の違いが大きく、デザインはほとんど関係ありません。

つまりどんなテーマを選んでも、ある程度は同じデザインやレイアウトを再現できるのです。

何を基準にテーマを選べば良いか?

では、その何千とあるテーマの中から、どのように選べば良いのでしょうか?

あなたが作りたいサイトが、ホームページなのか?ECサイトなのか?ブログサイトなのか?自分のサイトの目的にあったテーマを選ぶ必要があります。

デフォルトのデザインよりも、機能性や操作性、使い勝手など、実務的な部分で選ぶことが重要!!

おすすめのテーマ

ワードプレステーマ|Lightning
Lightning
ワードプレステーマ|SnowMonkey
SnowMonkey
ワードプレステーマ|SWELL
SWELL

この記事を書いている2023年4月現在、10,700以上のテーマが存在しています。

そのなかでも特におすすめのテーマは「Lightning」「SnowMonkey」「SWELL」です。

無料版ではありませんが(Lightningは無料あり)どれもカスタマイズしやすく、多くの方が使用されているテーマです。

ご自身で管理・運営する場合でも、なにか不具合が起こった際もネット上に情報がたくさんあがっているので安心です。

どのような点で使いやすいのか、自分のサイトにとりいれても問題ないか?をある程度調べてから使用、制作依頼をすることをお勧めします。

上記の3テーマは、様々なテーマをテスト利用した中で、サイトを運営するお客様にとって自由度が高く、初心者でも使いやすいものです。

こちらの記事も参考にしてください。

WordPressのテーマ選びで1番やってはいけないこと

WordPressをよく知らない方がテーマ選びでやってしまいがちなことは、デザインでテーマを決めてしまうことです。

例えば、テーマをどれにしようかと一覧を眺めているとき、どうしても素敵なデザインに目が止まりますよね。

イメージが湧きやすいですし、好きなデザインに目がいくのは当然です。自分のサイトもこんな素敵なものにできたらなと。しかし、ここに落とし穴があります

画像やフォントを変えた後も、同じイメージのデザインになりますか?

デザインイメージを印象付けるものの中で上位に来るものは、画像・サイトカラー・フォントです。詳細にはもっと要素があります。

この3つが変わっても、あなたが見つけたその素敵なデザインのサイトのようになるのか?ということです。

たとえばそのサイトが、英語サイトだったとしましょう。日本人向けのサイトなら、それを日本語に変えますよね?

ただフォントを変えただけなのに、デザインイメージとしては全く別物になります。

画像も同じ。画像全体の色だけでなく、テイストが違えばほかの部分とのチグハグが目立ち、なんとも言えないデザインになります。

これが、テーマをデザインだけで選んではいけない理由です。

WordPressテーマの違いは「機能」「仕様」の違い

何度も書きますが、テーマの違いとは、サイト全体に影響する「機能」や「仕様」の違いです。

どのテーマを選んでも、ある程度は同じデザインやレイアウトを再現できます。

つまり、使いやすい「機能」「仕様」のテーマを選び、自分の好きなデザインに変えてしまえば良いのです。

デザインは後から変えられても、「機能」や「仕様」を変えるのは大変です。

WordPress このテーマを勧められたら要注意かも?!

サイト制作の際に、「TCD」テーマを希望される方が多くいらっしゃいます。

また、ホームページの相談をした際に、制作会社から「TCD」テーマを勧められたという方も、多くいらっしゃいます。

10,700以上のテーマが存在する中で、なぜ多くの方が「TCD」を選ぶ、勧めるのか?というと

一番テーマ選びでやってはいけない「デザインが素敵だから」という理由です。

WordPressテーマ「TCD」の初期デザインが魅力的!!でも・・

TCDテーマ、と一言でいっても、TCDテーマの中に、あらかじめ綺麗なデモサイトが約90ほど用意されています。

そのデザインを購入し、自分のサイトの内容に置き換えていくものです。

テーマ=テンプレートというと誤解がある、と最初に書きましたが、TCDに限っては、テンプレートです。

あらかじめ決められている枠の中に、必要な項目を当てはめていくのです。

これだけ聞くと、簡単でよさそうですね!

でも、レイアウトを変えたくなったら?メニューが1つ増えたら?デザインを1部だけでも変えたくなったら?

・・そうです。テンプレートに当てはめているだけなので、自由度があまりにも少ないのです。

制作側としては提案しやすいWordPressテーマ

提案する側としては、素敵なTCDのデモサイトをいくつか見せて、「こんな感じにできます」というと簡単なんです。

お客様としても「こんな素敵なサイトになるなら」とイメージしやすいんです。

そして、結局制作後のちょっとしたレイアウトやデザイン変更ができなくて、違うテーマで新たに作りなおす、というパターンを何度も見てきました。

デモサイトの見栄えだけで知識のない方を取り込む会社も多いのが現状なんです。

もちろんTCDテーマ自体が悪いわけではなく問題なのは内情を伝えず、ただ提案しやすい、受注しやすいからという理由だけでTCDテーマを勧める制作業者が多いことです。

こちらの記事も参考にしてください。

Point

WordPressでのサイト制作依頼をするときは、どのような他のWordPressテーマのビジュアルも、ほとんどが「SnowMonkey」「Lightning」「SWELL」など、ほかのテーマでも再現することができるということを知っておいてくださいね。

TCDテーマのホームページをデザインそのままにもっと使いやすく、更新しやすくしたい!とお考えの方は、以下のフォームよりお問い合わせください。

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