こんにちは。
右脳×左脳でホームページを効果的に改善!Webスタイリストの志水泉です。
ホームページを改善する以前に、そもそもビジネスの土台を整えておくことが大事、というお話しを前回のブログで書きました。

今日はそのビジネスの土台を整える時に避けては通れない、『ペルソナ』について少しお話ししたいと思います。
ホームページ改善にも大いに影響するところですので、ぜひ読んでみていただけると嬉しいです!
ペルソナってなに?ターゲットとのちがいは?
- 「ペルソナ」とは
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あなたのサービスを届けたい「たった1人の理想のお客さん」のこと。
年齢、仕事、毎日の生活などを、まるで本当にいる人みたいにイメージして考えます。 - 「ターゲット」とは
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もっと広いグループのこと。たとえば「30代の女性」「子育て中の人」など。
ターゲットが「だれに向けて?」なら、ペルソナは「その中の、どんな1人に?」という感じです。

ペルソナ設定って、難しそう

架空の人物を細かく設定するって、正直しんどい

ペルソナを考えたところで、そもそもどういう効果があるの

結局は自分にとって都合のいい条件の人をイメージしたところで、
独りよがりのサービスしか生まれないんじゃ・・
その気持ち、とってもよく分かります!かつての私もそうでしたから。
リアルなお客様をモデルにする、というのもよく聞きますが、そもそもリアルなお客様がいない場合の段階では、どう設定すればよいのか悩みますよね?
そんな方に、ペルソナについての考え方をお伝えしようと思います。
なぜペルソナ設定がそんなに重要なのか
架空の人を思い描いても、モヤモヤする理由
- 「35歳、都内在住、パート勤務。趣味はカフェ巡り…」みたいにプロフィールを細かく考えても、どこかしっくりこない。
- その人の悩みとか考えたところで結局は自分にとって都合のいい条件の人物像。
- その『独りよがり』の人物を想像したところで意味があるのか?
そのあたりが腑に落ちないから、「ペルソナが重要」ってわかってても、真剣に考えることの意味がわからず、モヤモヤしてしまう方が多いのではないでしょうか。
それでも架空の人物を鮮明に描く必要がある理由
結論からお伝えすると、「ペルソナ」は必ず設定したほうがいいです。
私は発信軸がブレなくなりました。ホームページも、どこをどう変えれば良いか?が見えてくるようになりました。
この事実だけで、ペルソナ設定をする価値があると思いませんか?
ペルソナは“ある1人”のことを考えるだけでいい。
それは、過去の自分です。
迷っていた頃のわたし、つまずいていた頃のわたし、「どうしたらいいんだろう」と検索魔になっていたあの頃のわたし。
そんな自分のことを一番よく知っているのは“今の自分”です。
だからこそ、言葉のズレもないし、「これって欲しかった情報だよね」「この伝え方なら響くよね」と、リアルな視点でサービスや発信をつくっていけるようになりました。
これは『仕事が生まれる“方程式”』に当てはめるとよく分かります。
過去の自分の悩み × 今の自分の解決力 = 誰かの役に立つ仕事
この方程式は、我ながら分かりやすい考え方だなと思います。
- 昔の自分が悩んでいたこと
- それに対して、今の自分が身につけた知識や経験
- それを掛け合わせたとき、同じように困っている“誰か”にとって、ものすごくありがたいヒントやサポートになる
わたしの場合は…
わたしのペルソナも、過去のわたし自身です。
- ホームページをなんとか作ったけど、自信がなかった
- どこを直せばいいのかわからない
- 周りに相談できる人がいなくて、ひとりで悩んでいた
- 「このままで大丈夫なのかな」と、手ごたえのなさにモヤモヤしてた
そんな“あの頃のわたし”を思い浮かべると、自然と伝えたいことや、改善したい部分が見えてきます。
ペルソナ作りに迷っているなら…
まずは、「あのときの自分」に向けて、発信してみてください。
- あの頃の自分が欲しかった言葉
- あの頃の自分が安心したかったこと
- あの頃の自分が、きっとグッときただろうなと思えるサービス
今あなたが届けたいものは、“あの頃の自分”がいちばん必要としていたことかもしれません。
その記憶をたどっていけば、自然とペルソナは見えてきます。
あとは、その人に名前をつけて、整理しておくだけ。
ホームページをどう見せたらいいか?サービスや発信の軸が、ぐっと定まりやすくなります。