
こんにちは。
右脳×左脳でホームページを効果的に改善!Webスタイリストの志水泉です。
今回は「ブログだけアメブロに飛ばしている場合のデメリット」についてお話しします。
実は、ホームページと別の場所でブログを運用していると、せっかくの発信が“もったいない”形になっていることもあります。
どんな点に気をつけたらよいのか、改善のヒントとしてぜひチェックしてみてください。

ホームページを作ってもらったけど、ブログ機能がありません。
ブログだけアメブロに飛ばしてもいいですか?

以前アメブロをやっていたので、ホームページのブログ機能はお知らせ投稿だけにしています。普段のブログはアメブロのままでいいですか?
- ホームページはあるけど、ブログだけアメブロを使っている
- そろそろブログも自社サイトにまとめたいと感じている
- アメブロを使っているけど、何がデメリットか分からない
- ホームページにブログ機能があるので、アメブロをやめるべきか、残すべきか迷っている
アメブロなど外部ブログを使う場合の主なデメリット
ブログを手軽に始められる点で、アメブロのような無料ブログを利用する方も多いかもしれません。
ですが、ホームページとは別の場所にブログがあることで、少し見えにくい“デメリット”があります。
ここでは、外部ブログを使い続けることで起こりがちなデメリットを整理してみます。

SEO(検索エンジン最適化)の効果が分散する
ホームページとブログが別々のドメイン(たとえばホームページは「example.com」、ブログは「ameblo.jp」)で運用されている場合、それぞれが別の場所として検索エンジンに評価されます。
せっかくブログで良い記事を書いても、そのSEO効果(検索で見つけてもらいやすくなる効果)は、あなたのホームページには直接反映されません。
つまり、本来ブログで集められたはずのアクセスや評価が、アメブロ側に流れてしまいます。あなたのホームページの「検索に強くなる力」が育たないということです。
長期的に見ると、非常にもったいない運用方法だと思います。
世界観やデザインが統一されない

ホームページとアメブロでは、使えるデザインやフォント、色の統一が難しいです。そのため、ブランドの世界観がバラバラに見えてしまうことがあります。
せっかくホームページで丁寧に作り込んだ印象も、ブログに飛んだ瞬間に雰囲気が変わってしまうと、読者にちぐはぐな印象を与えてしまいがちです。

特にサービス業や個人ブランドでは、「誰に届けるか」「どんな雰囲気か」が大事。
ホームページとブログを一体化することで、統一感のある印象を与えられ、信頼感もアップします。
アクセス解析が分断される
ホームページがWordPress、ブログがアメブロなど、別ドメインだと、Googleアナリティクスなどのアクセス解析を一元管理できません。
アメブロでは限定的なデータしか取れません。そのためユーザーがどこから来て、どの記事を読んで、どこへ移動したかなどを詳細に把握するのが難しくなります。
アクセスデータをしっかり分析して改善していきたいなら、WordPressなどでホームページとブログを一体運用する方が圧倒的に有利です。
将来的な移行や資産化が難しい
アメブロで書いた記事は、将来的に他のブログサービスやWordPressに引っ越すのが難しいという課題があります。
また、アメブロ側の仕様変更やサービス終了といったリスクもゼロではありません。
自社ホームページ内のブログであれば、記事はすべて自分の資産として積み上げていけます。将来的にリライト・再利用・コンテンツ化なども自由自在。

ブログを「育てていく資産」として捉えるなら、早めに自社ホームページ側に移す方が安心です。
広告や不要なリンクが表示される
アメブロには、運営側が自動で表示する広告や他ユーザーのリンクが多数含まれています。
あなたのコンテンツと無関係な情報が混ざることで、読者の集中を妨げたり、ブランディングを損なったりする可能性があります。
「広告がうるさくて読む気がしない」と思われてしまう前に、環境を整えることが大切です。
WordPressで運営するブログなら、必要な情報だけを見せることができるので、読者の体験もスムーズ。
アメブロなどの無料ブログでは、自分の意図とは関係なく運営側の広告が自動で表示されてしまうため、見た目の印象を損ねたり、読者が離脱する原因になることもあります。
一方で、WordPressなどの自分で運営するブログでは、広告を表示させるかどうかを自分でコントロールできます。必要に応じて、アフィリエイトやGoogle AdSenseなどの広告を設置し、自分の収益につなげることも可能です。
つまり、「勝手に表示される広告に悩まされない」だけでなく、「収益化の手段として活用できる」という大きな違いがあります。
ブログからの導線が弱くなることがある
アメブロは基本的に「アメブロ内での回遊」を重視した設計になっています。そのため、自社ホームページへのスムーズな誘導が難しいことがあります。
例えば、ホームページへのリンクが目立たなかったり、そもそも読者がプロフィールや投稿一覧しか見ていなかったりすることもあります。
ブログとホームページが同じドメインであれば、サービスページ・お問い合わせページへの誘導も自然で強力になります。
ブログがあなたのホームページとは別の場所にあると、サービスページや問い合わせへの案内がうまくできず、“読んで終わり”になってしまうことがあります。
他の記事に目が移りやすく、離脱につながる
アメブロには他ユーザーの投稿やランキング記事、広告などが自動表示されます。
その結果、読者の関心が他の投稿に移ってしまい、あなたのサービスや他のページに辿り着く前に離脱してしまうリスクがあります。

自社ホームページ内でブログを運営すれば、このような余計な要素が表示されないので、読者の集中を保ちやすく、次のアクションにもつなげやすくなります。
「WordPressでのブログ投稿」がおすすめ

アメブロなどの外部ブログは、始めやすくて便利な面もありますが、
やっぱり自分のホームページの中でブログを書くスタイルが、長い目で見ておすすめです。
なぜなら、ブログを読んだ人がすぐにサービスページを見たり、お問い合わせしやすくなるからです。つまり、ブログが“ただの日記”ではなく、仕事につながる動線になります。
さらに、WordPressならデザインも自由に整えられ、あなたの世界観をブログにもきちんと反映できます。
Googleにも見つけてもらいやすくなるので、“ホームページの中のブログ”がそのまま集客の土台になります。

私自身も、以前はアメブロを使っていましたが、今はWordPressで書くようになって、「ブログとサイトがつながってる感じ」がして、ひとつの場所で全部完結できる安心感もあります。
アメブロからWordPressへ移行できる?

アメブロからWordPressへの移行方法は2つあります。(ここでは詳しい解説は省きます)
手動で一つずつコピペしていく方法
シンプルで確実な方法ですが、記事数が多い場合はそれなりに時間も手間もかかります。
手動移行の際におすすめな点は
- 特に読まれた記事、検索されやすい記事から順に移行
- 修正しながら、よりSEOに強くなるようリライト
- 公開日を調整して再投稿するのもOK
自動移行してしまうとそのままにしがちなところも、手を加えながらより良い記事に改善できるところが良いなと思っています。
FC2ブログを経由して移行する方法
FC2ブログのアカウント取得からアメブロ側の設定変更、引越し申請・・とこちらも簡単にささっとできる作業ではないかなと思います。

私は以前にFC2ブログを経由する方法で移行しました。ただ、画像は手動でアップしなければならなかったりと、それなりに時間と労力がかかった記憶があります。
また、どちらもアメブロからSEOは引き継げないので、そのあたりも認識しておく必要があります。
もし移行した場合、アメブロは「アカウントだけ残す」 or 「完全に終了」?
WordPressへ移行したあと、アメブロは「アカウントだけ残す」か「完全に終了」かで迷う方も多いかもしれません。
おすすめは、アカウントは残しつつ、移行の案内を掲載しておくこと。過去記事の一部を残したり、アクセスがあったときに「今後はこちらをご覧ください」と誘導できるからです。
一方で、記事内容が移行先と重複していると、Googleに重複コンテンツと判断される可能性もあります。残す場合は内容を一部編集するなどの工夫がおすすめです。
まとめ
ブログだけアメブロに分かれている場合、SEOやデザイン、導線面でのロスが生じる可能性があります。
WordPressなど自社サイト内にブログをまとめることで、全体の一体感が生まれ、アクセス解析や改善もしやすくなります。
ただし、移行には手間やSEO評価リセットのリスクもあるため、目的や優先度に応じて判断するのがおすすめです。
今のブログ運用が、自分の伝えたいことや集客にしっかりつながっているか、ぜひ一度見直してみてください!
迷ったときは、個別にご相談ください
今回ご紹介した内容は、あくまで一般的な視点からのポイントです。
ですが、実際には「あなたのホームページ」「あなたの発信スタイル」によって、ベストな選択肢は変わります。
\ そんな時にご利用いただけるのが /
1対1のオンライン個別セッション です。
- 「どこを優先して直せばいい?」
- 「この操作がうまくいかない…」
- 「アメブロのままで大丈夫?」
など、画面を一緒に見ながら具体的にサポートします。
1回ごとの単発セッションなので、まずは気軽にご相談くださいね。
今できる改善にもすぐ取り組める、実践的な時間になります。
“今できる改善”にすぐ取り組める
1対1のオンラインセッション