プロに頼んだホームページが“活きない”理由は?

こんにちは。

右脳×左脳でホームページを効果的に改善!Webスタイリストの志水泉です。

プロにお願いしてホームページを作ってもらったのに、ゼンゼン成果が上がらない。

“すごくいい感じ”に作ってもらって大満足だけど、それだけで終わってる気がする・・

見た目は素敵なのに、問い合わせが全然こない

ホームページなんて作っても意味がなかったのかな?

プロに依頼してホームページを作成したものの、思うような成果が上がらないとお悩みではありませんか?​

見た目は素晴らしいのに、問い合わせが全く来ない。​そんな声を多く耳にします。

​この記事では、ホームページが本来の目的である集客を果たせていない原因と、効果的な改善ポイントについてお伝えします。

こんな方に読んでほしい記事です
  • プロに依頼してホームページを作成したものの、期待した成果が得られず後悔している方
  • ホームページがあれば集客に困らないと思っていたが、申し込みやお問い合わせがほとんどない方
  • 基本的なSEO対策が不十分ではないかと感じている方
  • ホームページを作ったけど、意味がないんじゃないかと不安になっている方
目次

「プロに頼んだのに集客できない」5つの理由・・

制作のプロは、デザインやシステムの部分には強くても、「誰に」「何を」「どう伝えるか」という視点は、発注側に委ねられることが多いです。

多くの制作会社では、「どんなサイトを作りますか?」「どんなデザインをイメージしていますか?」と、形づくる部分からスタートすることがほとんどです。しかし、この「作る」以前のステップがとてもだいじです。

さらに、制作時の問題だけでなく、ホームページ公開後に原因があることも!

その理由を5つご紹介いたします。

1.「ビジネスの土台」が整っていない

ホームページ制作はデザインを作るだけでなく、“ビジネス設計”の延長にあるものです。本当に必要なのは「ビジネスの土台」からの設計です。

以下のステップで、効果的なホームページを作るための「ビジネスの土台」を築いていきましょう。

ビジネスの土台となるもの
  1. 想いやビジョンを明確にする
  2. どんな人に届けたいか(ターゲット・ペルソナ)を定める
  3. 自分の立ち位置(ポジショニング・ブランディング)を整理する
  4. お客さまとの接点をどう作るか(導線設計・コンテンツ戦略)を考える

見た目が整っていても、誰に届けたい情報なのか、伝えたいことは何か?が曖昧では、誰にも刺さらないホームページになってしまいます。

2.コンテンツの質と量が不足している

ホームページを公開したら、勝手に理想のお客様が訪れてくれるわけではありません。SNSもアカウントを作って終わりではなく、必要な人に情報を届けるために継続的な情報発信が必要ですよね。

​情報が充実していないと、検索エンジンはサイトの内容を正確に評価できず、結果として検索順位が低下してしまいます。​

何事も一発で完璧にできていることなんてほとんどありません。「サービスの説明は十分か?」「画像を追加した方がいい?」「お知らせもホームぺージで告知しよう!」など、手直しするポイントはたくさんあるはず!

3.検索エンジン最適化が不十分なままになっている

検索エンジン=SEOという言葉が出てくる方も多いかもしれません。もちろん正解なのですが、検索エンジン最適化には「モバイル対応になっているか」「サイトの構造」なども含まれます。

ただ、ここはWEB制作業者が行う部分です。もし気になる場合は無料診断などの対応をしてくれるところもあります。

また、ユーザーが求める情報を的確に提供することも、SEOにおいて最も大切な要素の一つです。​オリジナルで価値のあるコンテンツを作成し、定期的に更新することで、検索エンジンからの評価が高まり、上位表示につながります。

4.ブログを更新していない

前述のSEOにも関連しますが、ブログで情報を発信することも、ホームページを活用していくためには大切な作業です。

SNSでは毎日投稿や、少なくても1週間に2回くらいは投稿している人がほとんどかなと思います。それは、「投稿しないと見てもらえない!」「忘れられてしまう!」って思うからだと思います。

これはホームページも同じ!

しかし、SNSのように頻繁に投稿しなくても、ホームページに積み上げた情報は必ずあなたの資産になるので、SNSだけでなくブログも投稿することをおすすめします。

5.サイトの使い勝手が悪い

これもお客様が離れてしまう大きな原因です。

たとえ魅力的なコンテンツが掲載されていても、ユーザーがスムーズに操作できなければ、興味を持っていただけたとしても、知りたい情報に辿り着くことができず、離脱の原因になります。

さらに、申し込みたいのにお問い合わせフォームがなかったり、見たい情報にアクセスしてもリンクが切れていたりすると、「また今度でいいや」と思われてしまい、そのまま忘れられてしまうことも少なくありません。

自分で改善できる具体的な改善策3つ

“活きた”ホームページを育てるために、即ホームページを改善できたらいいのですが、その前に、その『基礎』となる部分を見直してみましょう!

1.「ビジネスの土台」を見直す

ビジネスの土台となるもの
  1. 想いやビジョンを明確にする
  2. どんな人に届けたいか(ターゲット・ペルソナ)を定める
  3. 自分の立ち位置(ポジショニング・ブランディング)を整理する
  4. お客さまとの接点をどう作るか(導線設計・コンテンツ戦略)を考える

1. 想いやビジョンを明確にする

まず、ビジネスを始めた理由や目指す方向性をはっきりさせます。​これがあると、どんなコンテンツを作るべきか、どんなデザインが適しているかが見えてきます。​

2. どんな人に届けたいか(ターゲット・ペルソナ)を定める

次に、あなたの商品やサービスを誰に届けたいのかを具体的に考えます。​

年齢や趣味、悩みなど、ターゲットとなる人の特徴を明確にすることで、その人たちに響く内容やデザインを選ぶことができます。​

​ペルソナ設定は難しく感じるかもしれませんが、実は「過去の自分が悩んでいたこと」を振り返ると、意外とスムーズに進められます。

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3. 自分の立ち位置(ポジショニング・ブランディング)を整理する

市場の中で、自分のビジネスがどんな特徴を持っているのか、他と何が違うのかを整理します。これにより、ブランドの個性や強みを明確にし、他のビジネスと差別化できます。​

4. お客さまとの接点をどう作るか(導線設計・コンテンツ戦略)を考える

お客様がどのようにあなたと関わるかを考えます。例えば、​ウェブサイト内でのナビゲーションや、どんな情報を提供するかを計画することで、訪問者がスムーズに目的を達成できるようになります。​

2.地道にブログを書いてコンテンツを積み上げる

ここは苦手な人も多いですし、労力もかかります。

ですが、ホームページの大幅な改善に取り掛かる前に、ご自身ですぐに取り組んでいただけるところです。

先ほどの『ビジネスの土台』が整ってくると、自然とお客様に届けたい内容が浮かんでくるはず♪

ブログを書くポイントは以下の3つです。

コンテンツ作成のポイント

  • 理想のお客様は何を求めている?何に悩んでいるかを考える
    ​実際にお客様から質問のあった内容や、相談いただいた内容をリスト化しておく。
  • 投稿スケジュールを組む
    ブログの更新頻度をまず決めてしまいましょう。
    あれもこれも!とやることはたくさんありますが、『ブログだけに集中する日』を作っても◎
  • 使えそうな画像をストックしておく
    画像の用意が面倒になって、ブログが嫌になる方もいます。
    フリー素材とご自身で撮った写真で使えそうなものは、ブログ用としてストックしておきましょう。

3.ゴールを決める

名刺代わりのホームページなら、ただ存在するだけでOKです!

ですが、理想のお客様が来てくださる玄関口としてホームページがあるなら、やっぱり多くのお客様に来てほしいですよね。

ホームぺージの最終ゴールは「お問い合わせ」「資料請求」「申し込み」など、業種によって様々ですが、まずご自身の業種では何のためにホームページが存在しているか、を明確にしておきましょう。

ここでやっとホームページを改善!!

ホームページは「伝えたいこと」を「見える化」するためのツールです。
だからこそ、伝えたいことが整理されていないと、いくらプロに頼んでも『活きないホームページ』になってしまいます。

これらのステップを踏むことで、ビジネスの目的やターゲットに合った、効果的なホームページを作成することができます。​

ただのサイト作成ではなく、ビジネスの成長をサポートする重要なツールとして活用していきましょう。​

まずは「今のホームページが伝えたいことを伝えているか?」を知るところから

いきなり大がかりなリニューアルをしなくても、先ほどの改善策を見直すことで、お客様からの印象は随分変わりますし、だんだんと反応が変わってくるのが楽しくなってくると思います!

もし、「やっぱり具体的にどこを変えたらいいのかわからない」と思ったら、今あるホームページを“第三者の目”で見てもらうことで、気づけることもたくさんあります。

気軽に参加できる【ホームページおしゃべり診断会】も開催予定ですので、ご興味がありましたら以下のページもご覧ください。

詳細公開まで今しばらくお待ちください。

ありがとうございました。

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